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庶民の台所!?南機場夜市で食べ歩き

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士林、寧夏、饒河街、師大、華西街……台北にはさまざまな夜市がありますが、今回は南機場夜市について紹介させていただきます。

昔、萬華区の青年公園がある場所のあたりに「南機場」と呼ばれる飛行場があったそうです。1949年以降、中国から来た国民党の軍人やその家族が南機場の近くに住むようになり、眷村(国民党の軍人やその家族のための住居)がつくられたりもして、だんだん人口が増えていったようです。それにともない、住宅不足や土地の不法占拠といった問題も出てくるようになり、それらの問題を解消するため、1960年代には、中華路のあたりに国民住宅(「國宅」と呼ばれる公営の集合住宅。日本でいうと、高度経済成長期に建てられた公営の団地のようなもの)が建てられました。国民住宅の整備により人口がさらに増え、夜市も規模を拡大していったのでしょうな。南機場夜市はこのような背景を持つ夜市で、食べ物がメインの夜市です。コスパが高いB級グルメが多いので、庶民の台所ともいえる夜市なのではないでしょうか。

徠徠水餃店(來來水餃子)

待たないと座れないほど人気の水餃子屋です。餃子の店はいろいろありますが、台北で白菜を使った餃子を出している店は意外と少ないので、豚肉大白菜水餃(10個100元)がおススメ。皮がモッチモチで、つるんとしています。豚肉のジューシーさやうまみが感じられました。豚肉×白菜という組み合わせは、中国東北部の定番なので、このお店のルーツはそちらなのかな……。しらんけど。

餃子だけじゃなく、酸辣湯もレベルが高いんですよ~。具沢山で辛さと酸味のバランスがよく、餃子のおともにぴったり。筆者は酸辣湯(大60元、中55元、小50元)に餃子を入れて食べるのが好きです。※こちらのお店の利用する際の決まりとして、一人あたり5個以上の餃子を注文してください。

ちなみに、お隣にある「阿亮水餃」という餃子屋はキャベツと豚肉の餃子、その向かいにある「秀昌水餃」という餃子屋は韮餃子です。いろいろ食べ比べながら、お気に入りを探すのもいいかもです。

四季氷飲

来来水餃子の向かいにあるドリンク屋さんで金桔檸檬(写真は小。大55元、中45元、小40元)を購入。オレンジジュースではなく、レモネードでもない。飲んだことがある飲み物で味の雰囲気をお伝えするとしたら、金柑風味の『ごっくん馬路村』(←マイナーですみません)という感じでしょうか?要するに、さっぱりした柑橘系ドリンクです。

金桔檸檬のおいしさだけでなく、屋台の後ろのレトロな歯医者さんの雰囲気もなんだかいい感じ。現在は診察していないとのことでした。

暁迪

台湾の庶民の味ならここ。看板メニューは筒仔米糕(45元)というおこわです。見た目はただのおこわに見えますが、豚肉、椎茸、煮卵、干しエビなどの具がごろごろ入っていて、なんか得した気分。おこわにかかっているタレは自家製の甜辣醤だそう。滷肉飯(大45元、小35元)は一般的な滷肉飯より味が濃く、八角などのスパイスの風味が控えめで食べやすかったです。隣に座っていた地元の人とおぼしき男性が、芋頭排骨酥湯(タロイモと豚スペアリブのスープ、60元)と滷豬腳(豚足の煮込み、90元)をおいしそうに食べていました。芋頭排骨酥湯もこの店のおすすめなのだそう。

海王烤魚

ティラピア(現地では台湾鯛や呉郭魚と呼ばれています)の塩焼きの店です。ティラピアは台湾でよく見かける魚ですが、主な調理法は蒸す、揚げる、煮るなので、焼いて食べるということが新感覚なのでしょうか。ただの焼き魚になんでこんなに人が?と思うほど、現地の人で賑わっていたので行ってみました。

看板メニューの烤魚(200元)は嫌な臭いがしないか、ちょっと気がかりでしたが、腹に生姜やニンニクが詰められているおかげか、臭みはなかったです。塩まみれの見た目ですが、皮を剥がし、レモン果汁をかけて食べると、あっさりした鯛の塩焼きのような味でした。

小漁村精緻海鮮平價快炒

ファミマがある通りには宴会ができるレストランがいくつかあります。その中から「小漁村」を紹介させていただきます。店名からイメージしていただけると思いますが、海鮮や炒め物を提供しているレストランです。アルコール類に合う味付けの料理が多いので、台湾式居酒屋という言い方もできますが、この界隈では高級レストランの部類に入るのかもしれません。

肉絲炒飯(豚肉のチャーハン)、蔥爆牛肉(ネギと牛肉の炒め物)、鹽酥蝦(エビの炒め物)、地瓜葉(サツマイモの葉の炒め物)などをいただきました。強火で炒める香ばしい風味はアルコールにぴったりですが、アルコールなしでもおいしくいただけます。値段はざっくりですが、飯麺類は80~100元(*白ご飯は10元)、青菜類は100~150元、スープは100~200元、熱炒類(海鮮や肉を使った炒め物)は150元~……という具合でした。

ネギと玉ねぎの醤油風マリネではありません。清蒸鱈魚(鱈の蒸し物350元)です。鱈にかかっている醤油のタレは真っ黒に見えますが、意外と醤油の塩味がやさしく甘みもあります。「これ、白ご飯にかけて食べてみて!」と勧められ、やってみたらほんとにおいしかったので、白ご飯を追加注文したような記憶が……。

まとめ

南機場夜市は眷村や国民住宅(國宅)の整備によって発展したという背景をもつ夜市です。レトロで生活臭がぷんぷん漂う国民住宅の街並みを見ながら、ここならではのB級グルメをお楽しみいただけたらと思います。

交通アクセス

  • MRT龍山寺駅3番出口から徒歩約20分
  • MRT小南門駅3番出口から徒歩約20分
  • バス12、20、204、205、212、212直、212夜、220中山幹線、223、249、250、253、670、671、673、藍29で「南機場公寓」下車すぐ
  • バス204、253、630、671で「國盛國宅」下車徒歩3分

*現在はMRTでのアクセスが不便なのですが、2027年に中正記念堂から新北市土城区にかけてMRTが開通し、南機場夜市の近くには「廈安」という駅ができる計画があるそうです。

 

 

ABOUT ME
宝島泣き笑い日記
2007年台湾留学を1か月後に控えた男性とめぐり合い、数年後に結婚。台湾の文化や食べ物に徐々に馴染み、現在は年2回程度、台北を中心にのんびり旅しています。 夫による情報もたまに投稿していきますのでよろしくおねがいします。 どんな夫かといいますと・・・子供の頃見た「キョンシー」から台湾に興味をもち、留学、仕事、旅行など台湾(台北)と日本を行ったり来たりすること約20年。台北駅~中山駅周辺をぶらぶらしていることが多いです。