台北には、「二二八和平公園」「大安森林公園」「花博公園」「青年公園」「圓山公園」など、挙げだしたらキリがないほどたくさんの公園があります。どの公園も、遊歩道が整備されていますし、芝生や草木の手入れもされているので景観がよく、安心して利用できるので都会に住む市民の憩いの場となっています。
今回は、台北駅エリアの「二二八和平公園」について書きます。ここは交通アクセスがよく、休日には地元の人や観光客でにぎわっています。
二二八和平公園
日本統治時代に「台北新公園」として造られ、1996年に「二二八和平公園」という名称に変更されました。
午前中は太極拳や武術の集団が練習しています。お天気の良い日ほど人が多く、声をかければ太極拳を体験することもできます。
公園の北のほうには中華式の庭園があり池には鯉が泳いでいます。ところどころにヤシの木やガジュマルもあるので南国っぽさも感じられます。南の方には健康器具や遊具があります。
交通アクセス:台北駅から・・・館前路または公園路を南へ直進約10分。
MRT台大医院駅から・・・1番または4番の出口すぐ。
休園日:なし
開園時間:24時間出入りできます。
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台北二二八記念館
この公園はなぜ「二二八和平公園」という名称に変更されたかご存知でしょうか。名称の由来となった「二・二八事件」について知ることができ、当時の資料や犠牲者の写真を見ることができます。
場所:公園内の南東のあたり
アクセス:台北駅から・・・館前路を南へ直進。公園内の遊歩道(公園路側)を南へ。
MRT台大医院駅1番出口から・・・公園内の遊歩道(公園路側)を通って南の方向へ。
開館時間:10:00~17:00
料金:大人NT$20
休館日:月曜日と祝祭日の翌日
健康器具・健康歩道
おいしい物ばかり食べて体型が気になりだしたら、私はここで運動します。罪悪感だけは消えます。
私は非常にデリケートな足の持ち主ですので(不健康なだけです!)素足では立つことすらできません。
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生き物
大きな木の周りにはタイワンリスがいます。この公園のリスは人に慣れているのか、よく出てきます。リスが追いかけっこしたり、木から木へ移動する姿を見ているだけで癒されます。
園内でときどき見かけるミゾゴイという鳥です。大してきれいなわけでもないし・・・とスルーしていましたが、日本では絶滅危惧種でした。
このような在来種がいる一方、ミシシッピアカミミガメやアフリカマイマイもいたりします。
国立台湾博物館(本館)
日本統治時代に造られた博物館です。正面はギリシャ神殿、館内はルネサンスなどさまざまな様式を取り入れた造りとなっています。
故宮博物院より小さいですが、台湾の自然や生物、原住民について知ることができます。屋外展示に銅牛、石器、蒸気機関車があります。
交通アクセス・・・台北駅から館前路または公園路を南へ直進約10分、MRT台大医院駅1番または4番の出口からすぐです。
場所:二二八和平公園の北のほう(襄陽路側)
アクセス:台北駅から・・・館前路を南へ直進。
MRT台大医院駅4番出口から・・・公園内を通って北の方へ約5分。
開館時間:9:30~17:00
料金:大人NT$30 子どもNT$15
休館日:月曜日と春節の期間
まとめ
「二二八和平公園」は交通アクセスがよく、市民の憩いの場となっています。
街中にある公園ですが、緑が豊かでリスなどの生き物にも出会えます。
「台北二二八記念館」や「国立台湾博物館」とあわせると2~3時間の観光コースにもなります。
旅行中、健康が気になる・・・家族で楽しめる場所に行きたい・・・ほっこりしたい・・・台湾っぽい写真が撮りたい・・・私やったら、まあ、とりあえず二二八公園に行くでしょうな。