こんにちは。みなさんは台湾の味が好きですか。
わたくし、10年ほど前はこういうものが苦手でした・・・辛い物(麻辣味の物)、滷味、豆漿、八角、タピオカミルクティーなど。
その頃に行った「高記」というお店が、全体的にあっさりと上品な料理で、店内の雰囲気も良く、台湾旅行初心者でも安心して食事できたので、それ以来よく利用しています。
今回は「高記」について書きたいと思います。
高記とは
16歳から上海で上海点心の腕を磨いた高四妹さんが、1949年に台湾に来ました。そして、1969年に永康街で「高記(cao chi)」という上海点心の店を始めます。生煎包は高記の名物となり、伝統的な上海点心の店として有名になりました。
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メニューの紹介
高記の代表メニューを紹介します。
生煎包 NT$220
日本では焼き小籠包と呼ばれることが多いですが、中国語で「生煎包」と(台湾では「水煎包」とも)呼ばれています。鉄鍋に入った焼き立てのものが出てくるので、底面の皮がパリパリで香ばしく、餡はジューシーです。町の屋台などで売られている生煎包より小ぶりの生煎包が10個入っています。ちなみに、小さな鉄鍋で生煎包を出すスタイルはこの店が始めたそうです。
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小籠包 NT$220
小籠包もおいしいです。冷めないうちに食べましょう!小籠包の有名店をあちこち食べ比べるなら、ここの小籠包もお忘れなく。
翡翠海鮮羹 NT$320
豆腐、カニの身、青菜(ほうれん草?)などのスープです。薄味であっさりしています。
雪菜扁尖百頁 NT$280
雪菜は高菜に似た野菜です。平べったい麺のようなものは豆腐です。あっさりしていますがうまみのある塩味の炒めものです。
蟹粉獅子頭 NT$420
蟹のほぐし身と蟹黄のスープに大きめの肉団子が入っています。クリーミーでやさしい味ですが肉団子のボリュームもあります。
富貴東坡肉 NT$600
上海料理のお店ですので、東坡肉(豚の角煮)もぜひ。
私は豚の角煮が苦手なほうなのですが(八角が強いし、甘いし、脂がちょっと・・・)ここのはクセが少ないので食べられます。荷葉夾(肉まんの皮で作ったパンのようなもの)が付いていますので、東坡肉をはさんで割包(中華バーガー)として食べます。
乾拌擔擔麵 NT$130
上海料理ではありませんが、この担々麺は一般的な担々麺と一味違います。麺にタレや具をよく絡めて食べてください。唐辛子の辛さより花椒の爽やかな辛さが効いていて、ちょっと刺激的ですが、辛すぎずおいしいです。
まとめ
「高記」は上海・浙江料理がメインのお店ですので、香辛料をあまり使わない、あっさりした味付けの料理が多いです。日本人の口に合う料理が多いと思います。
伝統的な雰囲気とスタイリッシュさをあわせ持つインテリアがいい感じです。
看板メニューは生煎包ですが、小籠包もおいしいです。
※10%のサービス料が加算されます。
場所の情報
(中山店)
住所:台北市中山北路1段133号
MRT中山駅2番出口から出て直進、南京西路と中山北路の交差点を渡ってすぐ右折。玉山銀行から右に屯京ラーメン、青花驕、「高記」があります。
電話番号:02-2571ー3133
営業時間:11時30分~22時
(永康店)
住所:台北市永康街1号
電話番号:02-2341ー9984
営業時間:10時30分~22時