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北投で優雅なひととき

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常日頃、質素倹約を心がけ、つつましやかに暮らしている筆者ですが、たまにはちょっと贅沢して非日常的な気分を味わうのも悪くないよねーと思い、北投方面でまったりすることにしました。
北投は温泉地として知られており、加賀屋などの名の通った温泉施設がありますが、今回はそういったところを外し、「少帥禅園」という、かつて張学良が幽閉(軟禁)されていたところへ行ってきました。

張学良について                          

張学良は、日本軍に爆殺された張作霖の息子です。第1次国共内戦の際、抗日を優先すべきと主張して蒋介石を拘束し、国共合作(中国共産党と中国国民党が協力し、日本軍と戦うこと)を迫りました。要求を受け入れさせて解放したものの、激怒した蒋介石によって反逆罪で逮捕され、その後50年以上にわたり軟禁生活を送ることになりました。

少帥禅園                             

信楽焼の狸がお出迎え。日本っぽい外観ですよね。それもそのはず、ここは日本統治時代、「新高旅社」という温泉旅館でした。太平洋戦争末期のころには特攻隊の慰安所として使われていたこともあったそうです。その後、1959年から1961年まで張学良と妻がここに幽閉(軟禁)されていました。現在はリノベーションされ、レストラン、カフェ、温泉が楽しめる施設になっています。

入口から階段を少し降りたところに受付のスタッフがいますので、予約の有無や利用する内容を伝えます。筆者は予約なしで行き、16時ごろ着いたので、アフタヌーンティー(足湯サービス付き)をすることにしました。

「小流茶舗」でアフタヌーンティーを楽しみましょう。「小流」というのは張学良の幼少期のあだ名「小六子」が由来なんだとか。この建物は張学良の護衛(という名の監視役)の宿舎で、数十人いたそうです。それはそうと、「あれ?今、何月?」と考えてしまうほど、ドアの上の装飾がクリスマスチック。ちなみに訪問したのは8月です。

窓側の眺望の良い席に案内され、注文の確認と、お茶を一人ひとつ選択。どれにしようか悩んだ末、小六熱紅茶にしました。

アミューズ(小さな前菜)はサラダとプリンです。ケーキスタンドの下のお皿はサンドイッチ、ミートパイ、葱の焼餅。真ん中のお皿はカヌレ、チーズケーキ、焼き芋。上のお皿はオレンジ、りんご、キウイフルーツ、グァバ。「おいしい!」と思ったのは、ねっとりした甘い焼き芋。

足湯へ移動。スタッフの方が足ふき用のタオルを持ってきてくれました。

ここで足を洗ってから入ります。

浴槽に足を入れてかき混ぜたりすると、沈殿物(白い湯の花)が浮いてきます。

建物の裏側&屋根の写真で申し訳ないのですが、張学良と妻の居室だった建物。反対側(西側)は眺望がいいので、ガラス戸から外を眺めていたのでしょうね。

今はビルがたくさん見えますが、当時は青々した山の景色だったのではないかと思います。

今回はアフタヌーンティーと足湯でしたが、レストランと温泉(湯屋)もありますので、また機会があれば行きたいと思います。それまで、また働きながら、つつましやかな生活を送ろうと思います。

営業時間:小六茶舗 12:00~18:00
     雙喜湯屋(温泉)11:00~21:00
     漢卿美饌(レストラン)12:00~14:30、18:00~21:00
     少帥展館 11:00~21:00

定休日:5月~8月は月曜定休

交通アクセス(バス):北投駅または新北投駅から230番バスで北投文物館下車
           または、北投駅から小25番バスで北投文物館下車

 

 

 

ABOUT ME
宝島泣き笑い日記
2007年台湾留学を1か月後に控えた男性とめぐり合い、数年後に結婚。台湾の文化や食べ物に徐々に馴染み、現在は年2回程度、台北を中心にのんびり旅しています。 夫による情報もたまに投稿していきますのでよろしくおねがいします。 どんな夫かといいますと・・・子供の頃見た「キョンシー」から台湾に興味をもち、留学、仕事、旅行など台湾(台北)と日本を行ったり来たりすること約20年。台北駅~中山駅周辺をぶらぶらしていることが多いです。