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陽明山の小さなアメリカ

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皆さんこんにちは。
「日本から台湾へ旅行に行って、アメリカ!?」「なんで?」と思われるかもしれませんので、まずはそこからお話しさせていただきます。
台北市内の眩しい熱気と喧騒を避けて、陽明山へ行ってみよっかなー。と思いながらバスのルートを地図で確認していたとき、「陽明山美軍宿舎群」という表示が目に留まりました。なんで台湾にアメリカ軍の宿舎が?と思い調べてみると、アメリカと中華民国が米華相互防衛条約(中国の攻撃から中華民国を守るための軍事同盟)を結んでから1979年まで台湾にアメリカ軍が駐留しており、アメリカ軍の将校やその家族が陽名山に住んでいたとのこと。アメリカ軍の宿舎が並ぶエリアを散策しながら、台湾が歩んできた複雑な歴史に触れるのもいいかも~。ということで、陽明山美軍宿舎群のあたりを散策してきました。

陽明山美軍宿舎群                        

1950年代、台北にアメリカ軍が駐留することになり、その宿舎の建設地として立地のよさや静かな環境から山仔后が選ばれました。当時のアメリカの建築様式の宿舎が217棟建てられたそうです。きっと、水洗トイレや家電を使う生活をしていたんでしょうね。ここには将校とその家族が住み、下士官たちは天母の宿舎に住んでいました。

屋根から煙突が出ているということは、部屋に暖炉がありそうです。標高が高い陽名山なので、冬の”冷氣團來襲”(日本人の筆者からしたら、ただの冬です)の対策としてだったり、焚き木を囲んでリラックスしたりしてたのかも。なんか、国民党の軍人たちの眷村と比べると、ずいぶん違うな~。ちなみに日本からソマリアに派遣されてる自衛隊の拠点はプレハブだった気が……。

スターバックスもありますよ~。実際、アメリカにはこういうレトロでアットホームな雰囲気のスタバはあるのでしょうか。このように、リノベされて魅力的なスポットになっている建物がある一方で、空き家のまま放置され、廃墟になっている宿舎もあり、今後どのように変わっていくのか、ちょっと気になります。

BRICK YARD33 1/3 美軍倶楽部                  

陽明山美軍宿舎群の中にあるレンガ色の建物です。最初はアメリカの子供が活動をするための施設だったようですが、アメリカ軍の関係者がパーティーをしたり音楽を楽しんだりするための施設になり、その後、会員制のレジャー施設になったそう。現在はレストランになっていますので、今日はこちらでランチをいただきまーす!

お店に入るとスタッフの方が席を案内してくれます。ハンバーガーやパスタがおいしそう♡と思いましたが、お得なペアセットにしました。

まずは前菜としてスモークサーモンのサラダ。思ってたよりボリュームがすごい!

次にイカ墨のリゾット。クリーミーな感じでした。

そして、メインディッシュは豚すね肉のロースト(シュバイネハクセ?)
外はカリッカリに焼かれていて、中のお肉は柔らかく、脂身が少ないです。スパイスの下味がついていますが、マスタードをつけるとより引き締まった味わいに。

最後に、パン、スープ、(または飲み物)です。

BRICK YARD33 1/3 美軍倶楽部

営業時間:【平日】11:00~20:00【土日祝】10:30~20:30

バス:台北駅、士林駅、剣潭駅から山仔后派出所バス停下車。徒歩5分

まとめ                              

陽明山の山仔后にある美軍宿舎群は1950年代から1979年にかけてアメリカ軍の将校とその家族が住んでいた戸建ての住居が建ち並ぶエリアです。現在はその一部がレストランやカフェになっています。
BRICK YARD33 1/3 美軍倶楽部はかつて、アメリカ軍が使用する施設でした。台湾が歩んできた複雑な歴史に触れながら、洋食が楽しめるレストランです。
また、機会があればほかのお店を利用したり、文化大学まで足を伸ばして景色を楽しんだり、朽ちてきた廃墟を眺めたり、違う楽しみ方もしてみたいと思います。

 

 

ABOUT ME
宝島泣き笑い日記
2007年台湾留学を1か月後に控えた男性とめぐり合い、数年後に結婚。台湾の文化や食べ物に徐々に馴染み、現在は年2回程度、台北を中心にのんびり旅しています。 夫による情報もたまに投稿していきますのでよろしくおねがいします。 どんな夫かといいますと・・・子供の頃見た「キョンシー」から台湾に興味をもち、留学、仕事、旅行など台湾(台北)と日本を行ったり来たりすること約20年。台北駅~中山駅周辺をぶらぶらしていることが多いです。